※2011年7月31日閉店しました

飲酒運転の取り締まりがますます強化され、居酒屋の外では警察官が潜んでいるご時勢。そんな中、緑が丘イオン裏の61号線を成田街道に向かって走った右手にある「つぼ八 八千代緑が丘店」では、お酒が無くても十分食事で満足できる定食メニューを、先月10月23日から始めたんだそうです。
つぼ八緑が丘店といえば、すごーく努力家の店長さんがいる“チェーン店らしからぬ”お店。以前食べに行った際(そのレポートはこちら)も、「ここってつぼ八?!」と疑うほど、独自性に富んだメニューに驚かされたわけですが、やっぱりそういうお店は対応が早い!
どんな料理をご用意されているのか?
なび息子が生まれて、居酒屋にはすっかり縁遠くなってしまったなび家ではありますが、“アルコールを一切頼まない”のにあえての“居酒屋”へ、晩ご飯を食べに行って参りました!

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本日はなび夫さんとやっと首がすわったなび息子に加え、実家の母と妹もおりましたので、入って右奥の座敷に通してもらいました。ちなみに、こちらのつぼ八はお子様連れウェルカムタイプのお店ですから、心置きなく連れて行けます(さすがに大泣きしたら店外へ連れ出しますが・・・)。

テーブルの上には・・・ありました、ありました!
ズラリと並んだ美味しそうなおかずが目を惹く、噂のつぼ八定食メニュー。

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こんなしっかりしたメイン料理が用意されているとは!
煮物やちょっとした小鉢が並んだ“何とか御膳”を想像していただけに、これは予想外です。しかも、刺身系・肉系と合計7種類から選べるし、小鉢・お新香・汁物付きで980円~1,480円とそこまで高くない値段設定。でも、写真写りが良いだけで、出てきたらアレ?みたいなことも予想されるだけに、この値段が妥当なのかどうなのか・・・まだ目にするまでジャッジは下せませぬ。

どれがいいか迷っているところに、店長さん発見。
オススメってありますか?
「どれもかなりこだわって用意した定食ですよ!10月23日からスタートしたんですが、その前に1ヶ月半かけて肉や野菜をどこから仕入れるかなど検討しまして。この“いくら丼”は、北海道・広尾産のいくらをお店で下ごしらえして、醤油漬けにした自家製なんですよ。
定食メニューでお出ししている刺身も、市場直送の鮮魚をお店で捌いています。刺身のメニューも最近別で用意し始めたんですが・・・。」

と、ご紹介してくれたのが、10月1日から始めたお刺身メニュー。

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「今まではお店で“魚を捌く”ということがありませんでしたから、まず9月から“サンマの刺身”をメニューに加えまして、捌く技術を身につけるところから準備してきました。
仕入れも時季の魚を市場から直送してもらってます。最近は金目鯛やカツオ、カンパチなどをオススメに載せたりしてますが、仕入れ具合によって毎日違うので、このメニューも毎日新しく作ってるんですよ。」

毎日ー!?
相当準備が大変なんじゃないですか?

「魚は少しでも早く下処理をしておかないと鮮度が保てませんから、開店は17時なんですが昼の12時にはお店に来てますよ。それでも、美味しいものを出せないとお客様に来ていただけませんし、なんとか頑張ってますよ!」

そんな涙無くしては読めない手書きのメニュー。裏には日本地図と一緒に書かれた「日本の漁港と季節の魚」の早見表?が挟まれていました。何月頃どの海で何が獲れるのか、その内容とメニューとを照らし合わせてみると、バッチリ時季のものが用意されてます。
定食と一緒にこの刺身メニューからも注文したくなり、どれがいいか聞いてみたところ断然「大漁刺盛り1,800円」がオススメだとのこと。
本マグロ・サーモン・カツオ・アジ(姿)・カンパチ・金目鯛の盛り合わせだそうですが、単品メニューを見ても、天津炙り金目鯛700円、気仙沼戻りカツオ650円、愛媛活〆カンパチ550円、宇和島アジ600円・・・。
単純に合計したって、1,800円は安すぎます。しかも、船盛りにしてくれるんですって!
もう、迷わず注文。

でも、こんなにお刺身が美味しそうだと、お酒を頼まずにはいられないですよねー。それでなくとも、日本酒のラインナップには力を入れているつぼ八緑が丘店さんなだけに・・・。

「ちゃんと飲酒運転対策も、抜かりありませんよ!
代行かタクシーを呼んでいただいたお客様には、次回ご利用いただける飲食代金1,000円引き券(八千代緑が丘店のみ利用可)をお渡しするサービスを始めました。さらに送迎バスもご用意し、11月13日から運用を開始する予定です。」

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「まずは送りがメインの運用になってしまいますが・・・週末は店を基点に5ヶ所を回ります。平日はなるべくご要望に答えられるようお迎えにも行く予定です。
当面は“送迎メンバー”を優先に始めたいと考えておりますので、ご利用の方はお電話若しくはぐるなび画面(こちら)から予約登録をしてくださいね。
初めてのことでノウハウもなく、ご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが、自分が直接運転して、お客様のご意見やご要望を吸い上げることで改善を図っていきたいと考えております。
お車でご来店されたお客様にも、心置きなく美味しいお刺身とお酒を堪能していただければ幸いです。」

送迎ポイントは、
Aコース 八千代緑が丘駅
Bコース 船橋日大前駅
Cコース 高津団地リブレ京成駅付近
Dコース 京成バラ園付近
Eコース 古和釜十字路付近
の計5コースだそうで、利用する場合はオーダーする際に時間を店員さんにお伝えすればOK!ちなみに、お迎えについてはしばらくの間、予約された方との相談ベースで実施するとのことでした。

というか、店長さん自らバスを運転されるんですか?!
取り締まりが厳しくなったことで自然と客足が減っていて、ただでさえ居酒屋は厳しい状況に置かれている中で、こうやって飲酒運転対策のために予算をやりくりしつつご対応されているんですものね。
本当に、店長さんは大変だー!

さて、話はメニュー決めに戻りまして、船盛りをひとつ注文し、あと各自ひとつずつ定食を選ぶことに。
私は“自家製”と聞いてぜひぜひ食べてみたくなった「北海道・広尾産 自家製いくら御膳(1,180円)」。
なび夫さんは「麦とろご飯と牛ハラミ塩焼き御膳(1,200円)」、なび子母は「当店一押し人気メニュー!麦とろご飯と牛タン塩焼き御膳(1,180円)」、そしてなび子妹は「北海道・十勝名物 豚重(980円)」をチョイス。
さらに、全員分のウーロン茶を注文です。

ウーロン茶は注文後すぐにやってきました。
なんとピッチャーで運ばれてきたのにはビックリ!

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こういうちょっと気の利いたさりげないサービスが、嬉しさ倍増。いいですねー!つい、まぁまぁまぁ・・・なんて言いつつ酌み合いが始まってしまったなび子卓(されど完全ノンアルコール)。

前回来たときに、ここのつぼ八の“つぼ八らしからぬ”店内の雰囲気に、良い意味で軽く衝撃を受けたんですが、なび子母も「赤い絨毯とか飲み屋っぽいイメージでいたけど、ここは衝立で仕切られてたり、内装も清潔感があって、お母さん世代の女性でも気軽に入れそうな雰囲気の良いとこね!」と、やっぱり先入観とのギャップに驚いているようでした。
メニューを見ている時も、ここって“あの”つぼ八よね?!へー。お母さんが知ってるつぼ八とは随分違うわねー!とひたすら感動しきり。

そうなのよー。
ここのつぼ八、チェーン店と思って入ると驚かされるのよ!どっちかって言えば、1軒の独立したお店って感じでしょ?

うん、うん。そうだわね、とうなずくなび子母。

そんな会話をしている最中、お待たせしましたー!とテーブルに置かれたのは、店長おすすめの「大漁刺盛り」です。これぞ元祖船盛り!と言わんばかりの見栄えに、「ほんとにこれをつぼ八の店員さんが作ったんですか?!このアジの尻尾をピンと立たせるのも?!」と超失礼な質問をしてしまったほど。

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「そうですよー!捌いて盛りつけただけではなく、こちらの刺身醤油も自家製です。ぜひ使ってみてください。」

これは、多少時間がかかって出てきたとしても、かなり目で楽しませてもらえるハイレベルな仕上がりです。サーモンは花びらのようにあしらわれ、アジは活きの良さが存分に伝わるお目めと尻尾!
盛り付けだけじゃありません。さすがお店で捌いているだけあって、身のツヤや色合いが新鮮そのものといった感じで、どの刺身もキラキラしてます。
もちろん、半解凍で身が存そう・・・なんて状態ではありません。

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まずは本マグロから・・・。
3切れなんですが、かなり大きめに切り分けられています。
実際口にすると、赤身じゃなくこれはトロだわ!甘ーい!!
やわらかくて、醤油に浮いた脂がすごーい!でもトロすぎない中トロ程度ののり具合で、マグロの味わいがしっかり堪能できます。
さらにこの自家製の刺身醤油も、ただしょっぱいのではなくダシが効いていて、ほど良い醤油の濃さ加減!わさびも良い感じ!
もしやこのわさびも、何か特別な?
「・・・いえ、これは業務用です。」

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厚めに切られたカンパチは、ねっとりした甘い食感。カツオなんて全然臭みがなく、適度にのった脂のおかげでさっぱりしすぎず食べ応えがある感じ。金目鯛は煮付けのイメージしかなかった私ですが、こうやって皮目を炙って薄めに切ったお刺身はとっても甘くて美味しいですね。
さらにこのアジ。なび子父が釣り好きで、新鮮なアジの刺身を口にする機会が多かったんですが、そんな私が頂いてもちゃんと活きの良さが伝わりました。
この6点刺盛り、質・量ともにこれで1,800円じゃ安すぎるー!こんなしっかりした船盛りだったら、他のお店で3,000円は取りますよ。かなりお得です。

予想以上のお刺身が出てきたので、定食にも自然と期待が高まります。
あらかた刺盛りを頂き終わった頃、到着しました。トップバッターいくら御膳!

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器もステキなその御膳、メインのいくら丼に、大きめにカットされたごぼうのピリ辛小鉢、きゅうりとキャベツの浅漬け、インスタントなんかじゃないちゃんと手作りの豆腐&ワカメのお味噌汁、柔らかくて甘ーいカットキウイという内容です。
お店で醤油漬けにしたという自家製いくらだけあって、粒がひとつひとつハリハリしていて、口の中でプチっと噛んでも後に皮が残りません!
とても甘くてほど良い漬け加減。ダシが効いてます。
その下のご飯は甘めの酢メシになっているんですが、いくら・ご飯ともに量が多い!こりや、男性でも満足タイプですね。

残りの定食も立て続けに届きました。
まずはなび夫さんが注文した牛ハラミ塩焼き御膳です。

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牛ハラミ、一口もらいました。
肉の食感がちゃんとあるものの、かなりジューシーで脂分たっぷり!
小鉢とフルーツは一緒ですが、ご飯は麦メシにとろろ付き、そしてお味噌汁ではなく肉とネギが入った塩味系のおすましスープ。魚系にはお味噌汁、肉系にはそれに合ったスープを添えるなんて!普通はどの御膳にも同じ味噌汁(しかもインスタントだったり)を付けそうなものなのに、こんな手間はなかなか掛けられないですよね。さすが努力家店長、目の付け所が違うなぁー!

中でも気になるのは、麦とろご飯。
メニューに「当店の麦とろご飯は多古町産の大和芋、麦は国産胚芽大麦を使用したこだわりの麦とろご飯です」と書かれていたので・・・。

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刺盛りのお皿を下げにいらした店長さんが、とろろを手にしている私にアドバイス。
「この自家製刺身醤油を、とろろに入れても美味しいんですよ!とにかくそのとろろも力をいれていましてね、芋をおろしたあと、滑らかになるまですり鉢で30分すっているんですよ。」

なび夫さん、注文したくせに麦メシもとろろも好きではないらしい。麦は匂いが苦手で、とろろも口のまわりがチクチクするからだそうで、私にくれると言いました。
でも、折角だからこの刺身醤油でちょっと食べてみたら?と薦めてみたところ、本当に苦手だったのかと思うほどバクバクいけてます。
「舌触りがざらつかないし、すごいとろろがフワフワしててクリーミーな卵ご飯っぽい!麦ご飯も全然匂いが気にならないし、これなら食えるよ。」

なび夫さんたら、つぼ八で麦とろご飯克服?!

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牛ハラミをこちらの牛タンに変えたものが、なび子母が注文した牛タン塩焼き御膳です。“当店一押し人気メニュー”と謳っているだけあって、見るからに上等のお肉!丸くカットされた平坦な牛タンをイメージしていたら、この肉はどこの肉か分からないくらい。
仙台の本場牛タンを食べたことのあるなび子母が一言。
「これこれ、お肉が波打ってて脂があるでしょ?こういうのが仙台で出てくるのよ!まさかねぇ。つぼ八でこんなお肉が食べれるなんて、すごいわねー。」
牛タン特有の歯ごたえはあるけれど、簡単に噛み切れてジューシー!とっても大ぶりで割と厚めのお肉は、モンゴルの天然塩で調理されているんだとか。レモンも添えられていますが、そのままでも十分堪能できる一品でした。
ちなみに、牛タングリル単品は650円で頂くこともできますよ!

なび子妹が注文した豚重も、しっかり味見させてもらいました。

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厚みのある豚肉は、しっかりした歯ごたえで風味豊かな肉の味そのものが楽しめる丼ぶりです。白ご飯の上に、キャベツの細切りがわーっと盛ってあり、その上へ豚肉が6枚ほど惜しげもなく広げられています。
そこに青じそや白髪ネギも散らばっちゃったりして、薬味効果が脂のしつこさを感じさせることなく、さっぱりと頂かせてくれました。

普通の定食屋さんだったら、ここで終了となるわけですが、ここがつぼ八ならではの良いところ。最後にちょっと甘いのが食べたいなぁというワガママも、しっかりカバーしてくれます。

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前回来店時にも頂いた、超美味しい「豆乳揚げパンアイス(398円)」!カリカリのあったかいところに、冷たいバニラアイスが何とも良い具合にマッチして、もう絶品です。揚げパンも、「あらアナタ、給食で出会いましたっけ?」と声をかけたくなる懐かしーいお味。

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他にも、「りんごシャーベット(330円)」という表記なのに、アップルパイが2切れも付いてきてどっちがメイン?と見紛うお得デザートや、ダイスアーモンド&キャラメルソースが美味しそうな「キャラメルワッフル(450円)」なんかも注文してみました。

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私はというと、新しモノ好きなので“新”と書かれた「わらゆばこん(380円)」をチョイス。すかさずなび子妹に、わらゆばこんって何?と突っ込まれましたが、私もどんなものか分からず注文してしまったので、わらびもちとかかな?と頼りない回答。
店員さんに「この緑のもちっぽいのは何ですか?」尋ねたところ、湯葉こんにゃくなんだそう。それに、抹茶アイスとあずきが添えられた和風デザートでした。

ちなみに、緑が丘店独自で販売している「オリジナルソフトアイス(300円)」というのがあるんですが、これも色々季節によって味を数種類用意しているそうで、子供が注文したときには直接機械まで呼んでしまって、ソフトクリームを作らせたりもするんですって!
これはお子ちゃまにも大ウケでは?

バラエティ豊かな楽しいデザートや、つぼ八の通常メニューに載っているスナックおつまみ系など、子供が楽しめるつぼ八。

お酒の飲めない人でも本格的なお料理が堪能できるつぼ八。

美味しい鮮魚と豊富なラインナップを誇るお酒にどっぷり浸かっても、帰り道までフォローしてくれる安心つぼ八。

家に帰ってからも、母はあまりにイメージと違うつぼ八に感動しきり。
「今度お友達との集まりには、緑が丘のつぼ八を使おうかしら!」と、早速計画を立ててるほどでした。
なかなかチェーン店で、ここまで頑張れるってすごいですよね。やっぱり努力を惜しまないお店は、看板に関係なく美味しく楽しめるお店になるものなんだわ!店長、これからも頑張ってくださいね。

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ぜひご利用くださいね。
〔クーポン券〕http://blog.livedoor.jp/chibafood/archives/cat_50020516.html

●楽食ダイニング「つぼ八」八千代緑が丘店 047-458-7508(予約可)
八千代市大和田新田1088-6(地図
営業時間/17:00~翌01:00
定休日/なし
駐車場/80台(敷地内共有)
送迎サービス/有り(代行又はタクシー利用の場合は1,000引き券サービス)
※つぼ八ホームページ/http://www.tsubohachi.co.jp/
※八千代緑が丘店ブログ/http://blog.livedoor.jp/chibafood/
※最新メニューはこちら⇒http://r.gnavi.co.jp/a889307/(ぐるなび)
※店舗詳細はこちら⇒http://www.yachiyo-gourmet.jp/izakaya/izakaya2.html(食べるやちよ)
〔関連レポート〕
2006年6月27日 楽食ダイニング「つぼ八」八千代緑が丘店