お土産に落花生を送ろうと思ったら、「八街ピーナッツ」あたりに駆け込むのですが、今回は八千代ならではのお菓子も数多く取り揃えていて、「八千代っぽい」お土産を手に入れることが出来る宗五郎「大久保園」をたずねてみました。

この宗五郎は、京成勝田台駅南口の正面通りの右手にあるお店です。店をはみ出してお菓子や急須が陳列されており、それらを眺めながら気軽な感じで店内へ。

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こちらには、落花生を使った「銘菓 豆しぼり」(12枚入り1,000円)や、八千代八福神にちなんで1袋に8種類入ったお煎餅「八千代八福神」(12個入り1,500円)など様々なお土産品が販売されています。という話を伺っていたので、想像ではよくあるお土産やさんだろうと思っておりました。が、店内に入って目に付くのは、本当に色々な味付けに加工された豆と、カウンター前に並べられたお茶。

とにかく店内に商品が多いので、何があるのか目が慣れずにうろうろしていると、お店のおじちゃんが不意に現れて、「お茶飲んでって!」と物凄く濃い色合いの緑茶を手渡されました。細かい茶葉が濁りになって、底が見えません。「これは酥月(すいげつ)という年間こちらで扱っている人気の深蒸し茶だよ。」と銀色の包装で高級そうなお茶を見せてくれました。一口いただくと、すごくまろやかなのに緑茶独特のコクが喉の奥に染み入ります。

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でも、今日はお茶じゃなくて、落花生とかそういうお土産っぽいのを探して伺ったんですが・・・。「それならね、今だけしか手に入らないこの落花生がいいね!」とカゴ一杯に積まれた「千葉名産 宗吾郎のらっかせい豆」(580円)を紹介してくれました。このピンク色の薄い渋皮の色は、あと1ヶ月も経つと茶色く変色してしまうので、この収穫時期だけの名物なんだそう。見た目だけではなく、実際に食べてみても豆の味が濃厚で、やさしい口当たり。この渋皮の一緒に食べてもやわらかくて邪魔になりません。

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おいしいですねー!と感動していると、気になっていた味付け落花生の試食も差し出してくれました。ショコラピーナツ、カレーピーナツ、胡麻ピーナツ・・・小分けアクセサリー入れのような容器一杯に、様々に衣を着せられたピーナツ達が詰められておりました。その中でも、凄く気になったのは真っ黒でほかよりも二周りくらい大きい豆。「炭豆と言ってね、体に良いんだよ。美容にもいいよ。」と聞いて興味をそそられ、一粒ぱくり。周りは淡めにしょっぱく、それほど固くない空気感のある備長炭入りあられに、おいしい一粒ピーナッツが包まれています。唐辛子が入っているようで、後に舌がピリッとします。うーん、これもなかなかおいしい・・・。

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この豆は、「こだわりの味 一期一会「炭豆」」という商品で、一袋40粒くらい入っているのに300円!他の味もそのくらいの値段で楽しめます。しかもチャック付きなのがさらに良いですね。よく見ると、先ほどの落花生もチャック付き。なるほど、ちょこっとずつ食べたい消費者のお心をよく御存知で・・・。

こうやって、色々見ている間に、実は3回もお茶を(しかも新しい湯のみにお茶菓子付きで)頂いているんです。沢山飲んでってという言葉通り・・・。
せっかくだから、こちらで扱うお茶で一番のオススメを伺いましたら、これも11月くらいまでしか置いてない、売り切れ次第終了の逸品「秋しあげ」シリーズを紹介してくれました。

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新茶をすぐに凍結して、今の時期に深蒸しにした秋季限定の「冷凍蔵出し茶 秋しあげ」は、全部で3種類。まろやかタイプが780円、コク重視が880円、そしてこの写真の品が一番のオススメ商品で渋めの強火造り1,000円。毎年楽しみにしている方も多い人気の商品だそうですよ。

ここに置いているお茶はどれも宗吾郎オリジナルですが、他店で100g1,200円以上するようなものがリーズナブルなんだそう。茶葉の説明以外にも、「最近のお茶は深煎りばかりなのに、いまだにお湯を入れてから1,2分置いて・・・なんて説明するのはおかしい!変に渋くなるだけ」と正しい深煎茶の淹れ方も説明してくれました。
⇒茶さじ1杯(7~8g)の茶葉を急須に入れ、冷ましたお湯を7分目ほど入れる。
⇒時間を置かずに左右に急須を振る。
⇒急須をくるくる回しながら最後の一滴まで注ぎいれる。

もう、すごい熱心に「急須のふたの空気穴は押さえないようにね、こうやって・・・。」と実演してくれるおじちゃん。5回くらい「クルクル回して、最後にチョン!だからね」と念を押されましたから、もう家に帰って目をつむっても正確に再現できそうです。

結局、なんだかどれもおいしそうで、お土産確認のつもりが自宅用に色々買って来てしまった・・・。八福神あられも、一袋から100円で販売していたので、試しに購入してみました。中身はよくある「あられ」でしたが、ピーナツが埋め込んである四角いあられと、アーモンドっぽい風味の長細いあられがとてもさくさくしていておいしかったですよ。

八千代のお茶に、八千代のお菓子。
何だか最近、本当に八千代を堪能してます。

●株式会社宗五郎 老舗「大久保園」 047-483-1249
千葉県八千代市勝田台1-29-F103(地図)勝田台みずき通り、駅から徒歩2分
営業時間/9:30~20:00
※駐車場3台